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病原菌の言いぶん


明けましておめでとうございます。

昨年一年を振り返ると、古くからの友人たち、新しく出会った友人たち、

たくさんの人たちの顔が浮かんできます。

昨年一年は、長年のライフワークとしてきた愛してやまない女神のワークを

一年の間お休みしました。

女神のワークを通して、自由な生き方、独自の振る舞い、わがままで、

時には過激なやり方を選択したって、罪悪感を持つ必要など一つもない、

生命と現代的な道徳マインドは別のものだと伝えていくのが

私のミッションだと思っています。

だからもっともっとたくさんの女性たちと出会って行きたい、とはやる気持ちが

高まるほどに、一度立ち止まった方がいい、と思ったのでした。

小休止の間、自分が世界に表現していきたいものと、今まで作り上げてきた

ものの狭間の中で、迷走と瞑想を続けてきました。

私自身は既存の枠組みが大嫌いで、もし誰かが私を定義しようとしたら

とても憤慨してはね退けて、私が私自身のアイデンティティの枠組みを壊してきた

人生でしたが、最近の「正しさ 、適切さ」を求める風潮にすっかり絡め取られて、

ちゃんとした大人として、わかりやすさや、理解されやすさを求めて

試行錯誤を繰り返していました。

分かりやすさも、理解されやすさも、すごく大事。

でも、それではもはや私のする仕事ではないってことは明らかです。

正しさと適切さとの閉塞感の中で窒息しそうなこの日本の空気感の中で

自分から進んで殺菌室の中に入ってしまった気分。

ちょっとした更年期の気の迷いもまた、私を殺菌するのに十分でした。

私は私らしく、立派なインフルエンザ菌みたいにして生きていくのがいいのです。

ワクチンが開発されたら、それを上回る強さを持って復活してこなけければ

いけません。

逆にえば、インフルエンザ菌には全然負けない強力な免疫力を持つ、とかね。

私はもともとメイクアップアーティストで、今でもやっぱり

アーティストだという方が性に合っていますが、もし誰かが

「あなたはアーティストですよね?」と言ったら絶対に

「違います。」と答えると思います。

相当なへそ曲がりは治りません。

「セラピストですよね。」と言われると、最近では「そうです。」とか、

「そうかもしれません。」

と答えていたけれど、やっぱりそれも違います。

Artistの「アート・芸術・技」とは、美術館の中の芸術作品や、素敵な雑誌や

写真の中だけで見出されるものではありません。

アートとは、あなたの人生そのもののことです。

他に誰も生きることができない、唯一無二で、独自で、荒唐無稽で、

あなたの他に創造主がいない、あなたがあなたの人生のアーティストです。

女神のワークが提供するのはアートです。

あなたがより自分自身でいるための、誰も真似のできない

独自の美しさの基準を堂々と、自由に生きていくためのアートです。

今までにも、女神のワークをわかりやすくするために「ダンスセラピー」とか

「セクシャル・セラピー」とか、いろんな名前を考えてみましたが、

やっぱりどれも違います。

分かりやすさの追求よりも、この微かな芳香を捉えられる扁桃体と海馬を

持った人に届けられたらいいと、心の底から思います。

これは私にとって、定期的にやってくる病のようなものだけど、今回は

底の底まで降りて行きました。

1年休むことで、やっと初心に戻って来れたようです。

Goddess Esotericaライフトレーニングのメンバーがいたから、

なんとか歩き切ることができました。

今年はクレイジーで自由奔放な女性たちに、そしてセクシーな男性たちに

もっと出会えるという妙な確信があります。

いつものように全く根拠はありません。

子供のように純粋、無垢に

老女のように賢く

野生の狼やライオンみたいに獰猛に。

世間の常識に飼いならされたりは、絶対にしませんとも!

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