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執筆者の写真Deva Tarika

内なる女神~Life of Tarika~


寄り道が長すぎて本筋になかなかたどり着けないのは、まるで私の人生のようですw

今、ちょうどオンラインの内なる女神の講座をしていますが、そこでの

参加者のみなさんに現れる気づきがあまりに素晴らしくって、

私も滅多に書かない自分のことについて、内なる女神たちの現れ方を借りて、

見ていくこうと思います。

狩人の女神アルテミスのように、自分の夢中になっているものを追いかけるあまり、

全く周りが目に入らない、自分のことすら忘れてしまって対象にのめり込むという

極端な状態はアフロディーテが主張していたのだと言えるでしょう。

「対象」が学びの場合は、アルテミスだけど、自己憐憫のリスト作りをして

鬱に入っていたのは母性の女神、デメテールです。

もし、ここに新たな他の視点がもたらされなければ、

母親として優等生でいられない自分を攻め続け、特有の自己価値の低さが

デフォルトになってしまって、うまくやっているように見える人々を羨みながら

不平不満を募らせ続けるデメテールは、娘のペルセポネを連れて、ずっと

セラピー巡りを続けていたかもしれません。

もちろん、今振り返ればそれは魂の経験として、必要な道筋だったのだと

わかりますが、なんであれ、物事がうまくいかない時の物の捉え方や考え方の中には、

内なる傷ついた女神達のエネルギーが、主役の座を主張しながら複雑なドラマを

作り出しています。

1人の人生の中には、必ず何人かの女神が存在して、自分の出番のためにしのぎを

削っています。恋愛であれ仕事であれ何であれ、自分のやりたい事を追い求める時、

そこには処女神と錬金術の女神のエネルギーが働いています。

自分の中の裏表さえ、受け入れるのが大変なのに、7人も女神がいたら

こんがらがる!というご意見も多々ありますが、人ってね、(私の場合だけどw)

「あなたの裏面はこうなってますよ」と言われたら、いや違う、本当はこうだよ、

誰も私をわかってくれない!なんてことになってないですか?

自分のことを理解できないのに、誰かにわかってほしいなんて

そりゃ難しいですよねw

さて、この内面で続く終わることのない女神たちのおしゃべりは、自分こそが

正しいのだと主張し続けます。

誰かを立てれば誰かが立たず、面目を潰された女神は卑屈になってどんどん性格を

悪くしていきます。それらはやがて外界へと投影されて、好きなことを奔放に

やりながら生きる他の人達を快く思えずに、陰口を言うことで気晴らしします。

そうでなければ、逆襲の時を待ち伏せし続けます。

あんなに優しくて品行方正で、幸せそうなすてきな奥さんだったのに、突然何処かへ

消えてしまったと思ったら、水商売しながら、貧しいミュージシャンと暮らしてる

らしいわよ、なんて。

ある人の中で、ずっと無視されてきた内なるアフロディーテは、やっと生きる場所を

見出して深呼吸しているでしょう。

仕事に明け暮れたアルテミスやアテナたちは、生理が終わる頃が近いづいてくると、

本能的に「子供が欲しい、子供を産まなければ!」と思うのです。

これもまた、アフロディーテ的な本能が猛然と立ち上がって、命の火を燃焼

させようとしているのです。

いったい誰に、主導権を渡すのが正しいのでしょうか。

生きることにおいて、本当は正しさが必要なのではありません。

人生のある時点で、それぞれの女神たちは、居場所を与えられ、学んで、育っていく

必要がある、というだけのことです。

性的で情熱的なアフロディーテは、コインの裏表や、太極図の陰と陽のように、

瞑想の女神ヘスティアと対になって表されます。

タオの五行の教えの中でも、生殖器と腎臓は対になっていますが、この臓器の

エネルギーは平安、静けさ、穏やかさであって、情熱や歓びを司るのは心臓です。

セックスは、ハートで愛と歓びとつながってこそ、満たされたものになります。

女神たちが繰り広げるドラマを終わらせて、人生の舵を取っていくのに調和を

必要として、癒やされるのを待っています。

昨日の雪のオーブたち!

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