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執筆者の写真Deva Tarika

よみがえる女神


コンティニュアムのワークショップで高野山から下山してその足で、

大阪では「よみがえる女神」の著者、清水友邦さんとのトークライブでした。

友邦さんとのお話には、いつでもすごくインスパイアされて止まらなくなりますw

友邦さんは、右脳的な永遠の螺旋思考を左脳的言語な置き換えることにかけて、

素晴らしい才能を発揮されている方です。

「よみがえる女神」は、縄文時代の女神主導型社会の史実が、どのように改ざんされて 女神たちが男神に書き換えられて行ったのか、それを2000年以上にわたって DNAに刻み付けられた私たち現代人の、命の在りようまでもが改ざんされて、

思考を乗っ取られてしまったかってことに触れています。

時代を下れば下るほどに、出土する痕跡は女神のものだけです。 縄文だって、シュメールだって、最古の文明チャタル・ヒュユクでも、やはりそこに

いたのは女神なのです。(詳しくはぜひ本を読んでみてね!)

あからさまな男神の登場は、ギリシャ神話の時代からで、アテナ(古代の女神)が

ゼウス(父)の頭から完璧な姿で武装して生まれた、という神話に象徴されていると

私は考えています。母権制が男性社会によって「生まれ変わらされた」のです。 だから、内なる女神ではギリシャ神話に題材をとっています。

その時代、まさにそこで女神の退位が完了し、女たちは家の中に押し込められ、

魔女として焼かれ、穢れた存在として貶められていったさまが、はっきりと見て取れる、 女性たちにとって、存在の尊厳を奪われ始めた時代の幕開けの時期だからなのです。

日本の神話は改ざんの度合いが巧妙すぎて、私の手に負えなかった、ということも

正直に告白しておこうと思いますwが、友邦さんがすっかり秘密を暴いてくださいました。

日本の場合、庶民レベルではやっぱり女性が強くて、西洋ほどの悲惨さはなかった

のだと思いますが、イザナミ、イザナギの国つくり神話を見ても、

(最初に声をかけたのがイザナミだったので子作りに失敗した云々) 世界のいたるところで、女神の退位は同時期に起こったことだということを

「内なる女神」を通して言いたかったわけです。 これは、星の巡りであり、宇宙の季節、そして私たち人間の学びなのです。 今、本当に「女神」はよみがえろうとする時代に入ったことは、宇宙のカレンダー

から見ても明らかです。

意識の高い男性たちは、その意味を左脳的にではなく、右脳的に感知して、 内なる繊細さを持って、その時代へと参入する準備を始めています。 時代の断末魔は、自分たちが消え去る前に大声をあげて居場所と正当性を主張しています。 だからこそ、女たちは目覚めて、本来自分がなんであったのかを思い出すことは大事な時です。

私が女神の集いを通してずっと、一生懸命、必死にwみなさんにお伝えして来たことです。

だけど、改ざんされて来た長い時間、PCで例えれば、起動しなくなっちゃうくらい古い

ソフトを更新しようとするには、やっぱりOSを取り替えるか、いっそのこと最新のPCを

手に入れるなど、ちょっとした投資も必要になってくるし、なんにせよ、結構な専門的技術や

知識が必要です。

日々マメに手入れして、掃除して、丁寧に扱って、定期的に更新していたら、いい感じで

長いこと使えるかもしれません。 幸い人間の体は、新陳代謝を繰り返して日々更新されている(はず)ので、今の肉体を

持ったままソフトを入れ替えることも可能ですが、たとえ新しい考えに脳内を更新したとしても、

身体は古い記憶を保持したままでは、両方の動作環境が噛み合わないという事態が発生します。

それが現代の私たちの在りようです。 新しい考えや情報が日々大量に流れてくる、でも身体は

処理が追いつかない=わかっているけどできない、動けない、とかそんなことです。

どんなふうに自分のDNAに欠落した情報があるのか、を見ていくには 「〇〇すれば自分の人生は楽しいだろう=現実はそうはいかない、今のままでいい、仕方ない」 「自分はこういう考え方だ=私は変わっていて、人と違う、理解されない、

だから世間に馴染めない」という感覚が足がかりになります。

=の前は、横隔膜から下の臓器や本能的なところで、自分自身の真実です。 =の後ろは、親、先生、世間からコピーしてしまった(好むと好まざるとに関わらず)考えです。 このイコールのところは横隔膜で仕切られた、自分自身と頭、思考の壁です。

それらは、身体の不調や深い不定愁訴やうつ、または周囲の環境からの圧力みたいな形で 表現されます。頭の中のソフトだけ入れ替えたつもりでも、身体(OS)は全然反応しない というわけですよね。

敗者の歴史は常に、勝者によって消されたり、改ざんされたりして、人間の記憶の

中から削除されてしまっています。

日本は戦後、すっかり自分たちの本性を削除してしまったようにみえますが、

それこそが今私たちの身体や心に、どうしようもないバグとなって現れているようです。

人間は機械じゃないけど、コンピューターは人間の思考の構造を具現化したもの

だと思うのです。だってちゃんとわかっていればもっと使えて、もっとすごいことが

できるはずなんですが、私はたぶん10分の一くらいしか使えていませんからw

ちゃんと知るってことは、人生の時間を無駄に使わないためにも大切なことです。

最近では、経済が神となって君臨してます。 けれども、その神もまた、時代の流れの中で退位を余儀なくされています。 幸せの価値観は大きく変化していて、その流れは止めようもありません。

その激流の中で、木の葉のように流れに揉まれるのではなく、オールをあやつり、 自分で進路を決めて、流れを渡っていく、ということが大事なのだと思うのです。

そのためにはまず、私たちは身軽にならないといけません。 今まで自分だと思って来た偽りの自分を手放し、長い間持ち運んで来た痛くて辛い

記憶を手放し、身体という唯一の祭壇だけを持って旅に出るのです。

そうしたら結婚も恋愛も、仕事も人生も、新たなまっさらな目でもう一度

眺め直すことができるんだと思うのです。

そんなことをたくさんお話したライブだったのです。

楽しかった〜〜〜〜!

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