タイトルがなんですが、いたって真面目な話ですw
3年目も最後になってきたBIPSのトレーニングは、本当に佳境でしたよ。 私自身は20年以上、このセラピーの個人セッションを受け続けてきて、
その仕上げに3年もさらに深いプロセスを通過すると、 これでもかっていうほど親との問題をはじめ、自分の生育歴を 洗いざらい見ていくことになって、疲れるけども、「生きる」ことへの理解と、 新たな視点と力が湧いていくるのを感じます。
ここでの学びは、「女神の集い・Trilogy」に深く浸透しています。
BIPSというのは、バイオインテグラルサイコセラピーなんていう 長ったらしい名前ですが、バイオエナジェティクス、という名前の方が有名 かもしれないです。もともとはフロイトから分かれたヴィルヘルム・ライヒ という人が創設して、教え子のアレクサンダー・ローエンが引き継ぎ発展させました。
性科学と心理療法を統合させたライヒは、ナチが隆盛の頃のベルリンで
「ファシズムは突き詰めると性衝動を抑圧したことによるノイローゼ」と 言ってはいけない本当の事を言ってしまった反逆の人で、オルゴンエネルギーを 発見したマッドサイエンティストでもあり、アメリカで獄死した本物のロックな心理学者です! ちょっと前に流行ってましたよね!オルゴンを発生させるというオブジェ?を作るの。 オルゴンとは、ライヒが発見した自然界に遍在する生命エネルギー、それは性エネルギー であり、性的絶頂を意味するオルガスムス(ドイツ語)から名づけられました。
サニヤシンからしたら「反逆の人」というのはすごい褒め言葉ですがw
人はたいてい、真実を見ることがあまりに痛いので避けて通ろうとします。 でもね、見ないで済まそうと思っても、人生のどこかの時点で真実は必ず姿を現します。
身体は嘘をつきません。 「間違いたくないので、何もしない事を選択する」
という現代的に大きな、そして一般的な問題があります。
「完璧であれ」という世間の、上からのプレッシャーがあり、もしそれに応えられない
のであれば、消えてしまいたい、という衝動がおこり、抑圧された「心」が「身体」を伴って
表現するのが、自殺や、よくても病気や神経症などの形態です。 たいていの病気は、ストレスが原因だということが認められ始めていますよね? 人間は機械じゃないからね、心と身体が別々に反応するなんてことは、ないんです。
心身一如なんて言葉があります。
このライヒ派の心理療法では、オーガズム反射を重要視しています。 オーガズムとは有機的な身体の反応であり、喜びを受け取る、感じる能力と状態のことです。 有機=オーガニック=オーガズム、です。そうそう、あの有機や自然農法の作物と一緒ですw 生きている、脈動する身体と解き放たれた心=有機的 であれば、自然と「喜び=オーガズム」
を感じる、というのは喜びを受け取る能力のことなんだと思います。
人はどんどん、オーガニックな心と身体を失いつつあります。
食べ物だけをオーガニックにすればいいのかっていうと、全然それじゃ足りないくらいに、
いろんな意味で添加物と薬漬けになった心と身体の状態は深刻な社会状況を作り出しています。 抑圧された悲しみや苦しみは見たくない、受け取りたくない、私にはそんなものない、
というのであれば、喜びや快感を感じるという感情や情動も、同じように抑圧を受けて、
蓋をされます。
この時代を生きる私たちが、地球と、自然と一体になった自分を実現するためには、
避けて通れない道があるってことなんです。
反逆の人、OSHOとヴィルヘルム・ライヒの流れの中にある 女神の集いは、「心と身体が、真に喜びを受け取ることを許す」
オーガズミックな心理療法的側面をとても大事にしてきました。
参加者がみんな女神だというのは本当です! だってね、みんなその真実の匂いを辿って、ほとんど直観の力だけで飛び込んできます。 それは人間の本質、女性の本質とは何か?という問いを心の内側、奥深くに抱き続けて 「言ってはいけない真実」を見ようとする、凛として毅然とした、生命への畏敬を
持ち続ける人たちだから。
そして、世の中では真実を語ることは御法度なんだって。
OSHOもライヒもガリレオも、あの人もこの人も、真実を語る人たちは
世間が存続を許しません。
結局それが真実だったとわかるのは100年ぐらいの長い時間が必要です。
誰も真実なんか知りたくなくて、安穏と無知無明の暖かな布団の中に
眠りこけることが、幸せだなんだと思っているようです。
だからこそ、目覚めよ、女神たち!!!!
暖かい布団の中から、冬のピリッとした空気の中へと出て行って
内なる炎を燃やす時です。
本文に関係ないけどけっこう気に入った今年のハロウィン♡