(いつだかの春に書いたメルマガを加筆修正しています。)
こんにちは、黄色くなったタリカです。 (もともと黄色ですがw) いやぁ~~、本日の東京は世界が黄色く見えるくらいに黄砂が 飛んでるんじゃないでしょうか。 今年の花粉はスペシャルチャイニーズブレンド、放射能たっぷり ですからね、なんたって。
アメリカンインディアンは「赤い人」と呼ばれます。 彼らが暮らした西部カリフォルニアは、赤い大地とターコイズ色の空が広がっています。 だからきっと、彼らの肌は赤いのだと思います。
ってことは、私たち「黄色い人」は黄河由来に違いない! きっとこうやって何千年も、何万年も、黄河から吹く嵐に祖先は晒されてきたに 違いない!それで私たちは黄色いんだと、妙な確信を深める春なのです。。。
さてね、外国ではフツーの人々がいたってフツーに刺青をして いるのをよく見かけます。 タイじゃ刺青屋(Tatoo)は街角のどこにでも見かけることが できるので、ひょいっと店の奥を覗くと、一人が客をがしっと 押さえ込んで、もう一人が上からのしかかるようにして彫ってるのを 見ることができます。痛いんだろうなぁ~~
なので、体中に、世界のどこかの街角でいれたらしき脈絡のない 漫画みたいな刺青を入れてる人の博覧会みたいです。
1月に滞在していたタオガーデンでは、参加者の中でもひと際目を引く ロシア人の美女が、肩にでっかく「平安」と入れてました....。 お気持ちはお察し申し上げます。
Peace... stillness....calm.....
ある友人は、オーストラリアの街角で出会ったお兄さんに 「ねぇねぇ、これ見てよ!クールでしょ」 腕にはでっかく「台所」と入ってたそうですよ。 なんでも四角い文字がクールなんだそうで。 私のおススメは「台所」よりは「品川」ですね。
「便所」とかじゃなくてよかったですが....
イタリアでも、出版関係にお勤めしてるという美しい女性がおもむろに 「これ、どんな意味なの?日本語だって言われたんだけど。」 手首に小さく「本人」の文字が....
「えっとえっとー、これは日本語かな?中国語じゃないのかな?」 と、すっとぼけてみるが... 「いや、日本語だと言われたよ」 「うぅぅぅんん、私はこれを説明する英語がよくわからないんだけど identification とか、これはあなたですか?って聞かれて、
はい、そうです。これは私ですって感じかなぁ?」
(苦しい説明だ....)
『I am』について話せばよかったのかもしれないけどね、 その深みを説明するには膨大な経験と理解が必要ですよ。
私の手には負えない!こんなへなちょこ英語と立ち話では説明しきれない。
彫った時には、「探求する人」だと言われたそうな。 そりゃあね、「本人」ってのは深遠な意味があるだろうと思うのだけど、 日本語にするとけっこう微妙です。
外国で漫画みたいな刺青を見かけるたびに、彼らに日本のやーさん文化の 腰抜かすほどの美しい入れ墨を見せてあげたい、という思いにかられる。
八ヶ岳の温泉で、これまた若く美しいお姉さんが背中一面に龍の刺青を しょっていた。ちょっと平板な感じで、日本の彫り師の仕事じゃないだろうな と思って眺めた。それでも日本のオナゴの墨はかっこいい!
内股に入った上方へと向かう昇り龍とか、胸に入った牡丹なんて ホントにセクシーだ。 日本人は世界で一番刺青の似合う人種に間違いない、と思う。
私自身は、彫り物は入っていないけど、美しく官能的な刺青を鑑賞するのは 悪くない。でも見つかって銭湯から放り出されるのはごめんこうむるな。
なんたって、風呂好きですから♡
さてさて、もうすぐ九州でタリカの女神の集い・Trilogy、ロングバージョン開催です! 刺青の方の入場も大歓迎ですよ〜〜〜w